冬の外壁塗装って乾燥に時間がかかりそうで、不向きなんじゃ?っと思っていませんか?
今回は冬の外壁塗装についてお話ししたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
確かに、塗料の乾燥に時間がかかる時期で、若干工期が長くなる可能性があります。
しかし、㈱さくら塗装は瀬戸内の明石に拠点を置いて、地域密着型で営業していますので、冬でも概ね暖かくて天候も安定している地域の為、低温すぎて塗装が出来ないという事は年に数日あるくらいです。
12月に入った今でも、作業をしていると暑いくらいのお天気が続いています。
なので、冬だからと言って敬遠する必要はないと考えています。
また、冬に外壁塗装をするメリットもあります。
春や秋は気持ちいい空気が吹くので、窓を開ける事が多いと思います。
夏は洗濯を外に干すとカラッと乾いて気持ちいい季節です。
でも、冬はあまり家の窓を開けませんよね?
家にいるとやはり冷気は入れたくない。
洗濯物も思うように乾かない…。
陽が短く、朝晩すぐ暗くなる…(暗い時間が長い)
そんな時期にだからこそ、外壁塗装がオススメです。
外壁塗装は窓を養生してしまうので、窓を開けることが出来ません。
メッシュ養生で暗くなるけど、もともとくらい時間が長い時期。
お客様の生活リズムを崩さず、一番ストレスのない時期ではないでしょうか?
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
<対応エリア>
兵庫県内
明石市・神戸市・加古川市・三木市・小野市・高砂市・芦屋市・加東市・加西市・姫路市など
※対応エリア外もご要望があれば相談ください。
お住まいでの困りごと・気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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下記からお気軽にご相談ください。もちろん、お見積り・点検は無料です。
台風10号が接近中ですね。これから台風シーズン到来。
今回は、施工中に行う台風の対策を現場日記から書きたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
2024年、8月22日熱帯低気圧から台風10号に発生しました。。
18日高圧洗浄からスタートした現在の現場は台風に直面しそうです。
28日頃接近予報の為、人数を増やして、屋根と外壁同時進行で進めています。
嵐の前の静けさ…ではないですが、台風の前は快晴が多いので、その間に出来るだけ作業を進めたいと思います。
下塗りをしっかり塗って、中塗り…
24日には上塗りまで仕上げることが出来ました。
あとは、附帯などの仕上げを残すのみ。
25日は日曜の為、作業を行いませんので、念のため、台風養生を行って帰ります。
施工中は飛散防止や落下物防止のために、養生メッシュシートが足場には張られています。
台風養生とは、養生メッシュシートを足場の建地(柱の部分)に纏めて留める事です。
メッシュシートが強風を受けて足場が崩れたり倒れたりするのを防ぐためです。
全体はこちら
休みの日に事故が起きないように台風養生を施し、また、戻して作業を行います。
ですが、飛散が起こりそうな作業はほとんど終わらせたので、必要に応じて戻すことにりそうです。
ただ…台風10号、進路を変えながらゆっくりゆっくりと接近中。
ゆっくり過ぎて、接近中せず、8月28日現在も晴天…。
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
<対応エリア>
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石調のセラミック塗料とは、陶器の破片、天然の石などを混ぜ込んだものを吹き付けした壁で高級感があり(実際施工費も高かったと思います)、一時期流行った塗料になります。
今回は、そんな旧塗膜がセラミック塗料の場合の再塗装の注意点などを現場日記を書きたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
だいぶん、現場日記をサボっておりました‥‥。
6月8日に高圧洗浄スタートした現場のお話になります。
まずは写真を見てもらいましょう。
前回、石調のセラミック塗料で塗装した建物です。
セラミックとは無機素材の別名で、セラミック塗料を無機塗料という人もいます。
必ずしも間違いではないのですが、正しくはセラミックを混ぜ込んだ塗料と説明した方が良いです。
それは、シリコン樹脂にセラミック樹脂を混ぜた材料は無機塗料ですが、無機塗料と言えないセラミック塗料があるからです。
無機塗料と言えないセラミック塗料が「石調のセラミック塗料」
石調のセラミック塗料とは、セラミック素材(陶器の破片、天然の石など)を混ぜ込んだものを吹き付けした壁で高級感があり(実際施工費も高かったと思います)、一時期流行った塗料になります。
柄はセラミック素材ですが、ベースの樹脂の部分はシリコンのですので、カテゴリーはシリコン樹脂塗料という事になります。
そして、石を混ぜ込んだ材料の為、欠点が2点あります。
① 塗料が重く、サイディングに負担がかかってしまうという
② 樹脂の部分が雨水や紫外線で風化・劣化してくると、水を吸いやすい素材に変化して、劣化が激しいと、表面の石がボロボロと剥がれてしまう症状が発生してしまう。
今回はその対策として、下記の2点を考慮して施工しています。
① 重い材料は使わない。
② 下塗りを2回行い、旧塗膜を丈夫にする。
1回目の下塗りはしっかり吸い込ませて乾燥させることで、目止めを行います。
目止めとはこれ以上吸わない状態にすることです。
また、シーラーが浸透する事で、旧塗膜もしっかり固まります。
2回目は1回目のシーラーで留まっているので、表面に残り、密着性を高めることが出来ます。
上塗りは通常通り2回行いますが、表面の凸凹が大きく、シーラーが透明なので、ローラーを通常よりゆっくり動かしながら塗りこむことで、下地の“透け”を防ぎました。
2回目も同様におこないます。
前回の石調の柄は塗りつぶして消えますが、スッキリ明るくなりました。
今回した材料は以下になります。
下塗り…水性ミラクシーラーエコ
上塗…エスケープレミアムシリコン
<施工前>
<施工後>
石調も高級感がありますが、スッキリしたワンカラーも建物に似合っていますね。
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
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雹被害は樋やカーポートだけじゃないんです!
今回は、当社で以前に塗装したお客様の外壁の補修の現場日記を書きたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
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4月16日、兵庫県西部を襲った雹。
約3か月経った今でも毎日のように樋交換やカーポート補修を行っております。お待たせしているお客様には大変申し訳なく思っております。
塩ビなどは貫通して穴が空いた状態になり、交換が必要となる事が多いです。
次に被害が多いと言えば、附帯部の鉄部の凹んだ状態かな…と感じております。
もし、外壁が金属製サイディングの場合は……。
車もボコボコになった方が多くいらしているので、想像できる方も多いかもしれませんが、この状態です。
これが、無数にあります。
塗装したのが3月上旬だったので、1か月ちょっとでこの有様…。
私どももショックでしたので、お客様のお気持ちは如何ほどのものか…。
塗膜の欠けは問題がありますが、凹み自体は機能的に問題がありません。ですが、見た目が悪いのはやはり悲しい…。今回は凹みを補修するリペアをしていきたいと思います。
まず、壁込み部分をマスキングテープで囲っていきます。
必要以上にパテがはみ出ないようにする為です。
ポリパテを詰めていますが、このままだと表面の柄が合いませんので、続いて成形します。
ルーターで地道に柄を付けていきく作業です。職人の腕の見せ所ですね。
錆止め・上塗りとの密着性を高める役割のある下塗りを塗っていきます。
試し塗りで柄の確認をしたら、上塗りで仕上げていきます。
今回は、わかりやすいようにビフォーアフターを並べたいと思います。
<before>
これが
<after>
こう!
見事に修繕できたと思います。
今回、担当してくれた職人の腕に感服しました。
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
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兵庫県内
明石市・神戸市・加古川市・三木市・小野市・高砂市・芦屋市・加東市・加西市・姫路市など
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下記からお気軽にご相談ください。もちろん、お見積り・点検は無料です。
雹被害で樋交換が必要になった…だったら、外壁塗装工事も一緒にどうですか?
当社は完全自社施工で外壁塗装・屋根塗装・樋交換まで行います。
今回は火災保険が壊れた樋だけでなく、屋根も適用になりましたので、どんな状態で適用になったのか、どういった工事を行ったのかをお話ししたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
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4月16日、兵庫県西部を襲った雹。
大きな雹でしたから、樋やカーポートのアクリル板などに大きな穴が空いた方も多いのではないでしょうか?
このような場合、加入している火災保険の内容によっては、補修費が返ってくる可能性がある事をご存じでしょうか?
火災保険は火事だけの保険ではないのです!
あくまで附帯しているない内容次第ですので、まずは火災保険の補償内容をご確認ください。
今回は樋・屋根・カーポートで認定が下りたのですが、屋根がどの程度で認定されたのか気になる方も多いのではないでしょうか?
全体写真はコチラ
斑点のようになっていますが、これが雹が打ちつけられた跡です。
欠けのようなひび割れも5か所ほど発生していました。
このような状態でしたら、火災保険が適用になるかも問い合わせしてみるのが良いかと思います。
ちなみに、このお客様は6年ほど前に当社で施工した方で、前回は遮断熱塗料のガイナで塗装を行っています。
ガイナという塗料の注目ポイントは、遮断熱…「遮熱」と「断熱」が組み合わさったという事です。
一般的な遮熱塗料は日光の熱を反射して室内の温度を上がらないようにする塗料で、夏場の外からの熱をシャットアウトしますが、冬場の貴重な熱もシャットアウトします…。
ところが、断熱効果の塗料は、冬場の室内の熱を逃がさず、夏場のエアコンで冷えた空気も逃がしません。
当時、2階が熱が籠って悩んでいた施主様におススメした塗料でした。
今回は使用した塗料は、水谷ペイントの「ナノルーフ15」
ナノルーフ15は遮熱タイプがありますが、今回はノーマルタイプです。
遮熱塗料は日光の熱を反射して室内の温度を上がらないようにする塗料の為、表面が汚れると反射効果が落ち、遮熱を発揮できなくなります。
前回ガイナを塗装して断熱効果は続きますので、今回はノーマルタイプで充分だと判断しました。
室内が熱くならないもう1つのポイントは、施工写真と共にお話ししたいと思います。
では、工事スタート!
しっかり水洗いし、
次に、上塗り材の密着を高めるためのシーラー
2回目の屋根塗装では絶対必要なタスペーサーを取付け
上塗り1回目
上塗2回目
かなり、明るいグレーだと思いませんか?
この色がもう1つの室内が熱くならないポイントです。
白が熱を反射し、反対に黒は熱を吸収する事は皆さんご存じだと思います。
屋根は黒・茶などの濃い色が一般的で、白を使うのは抵抗のある方が多いのも事実…。
ですが、明るめのグレーだとそこまでの違和感はなく、遮熱効果を得られます。
㈱さくら塗装は、お客様の悩みをヒヤリングし、そのお客様に合ったプランをご案内いたします。
現場調査や商談では、何を改善したらより良い生活になるか…をご相談していただければと思っています。
樋も交換して、N様も快適なお住まいになったのではないでしょうか?
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
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雹被害で樋交換が必要になった…だったら、外壁塗装工事も一緒にどうですか?
当社は完全自社施工で外壁塗装・屋根塗装・樋交換まで行います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
4月16日、兵庫県西部を襲った雹。
その翌日に現場調査の予定をしていたお客様が今回のお客様です。
もともと外壁塗装を予定されていたところに、雹被害にあったことで、予定ではなかった樋交換が必要になりました。
逆に、1か月以上経った今でも毎日のようにご連絡いただいているご依頼も、雹被害で樋やカーポートなどが壊れているお客様です。
樋交換ができる業者が手が足りていないのもありますが、このタイミングで外壁塗装を考えるきっかけになったお客様も多くいらっしゃるようです。
それはそのはず…樋工事をする際には足場設置が必要になります。
足場設置の費用だけでもそれなりにしますし、1年後改めて外壁塗装をするのであれば、その足場設置費用は2回支払うことになります。
樋交換のみのお見積もりを見て実感したお客様が、当社にご連絡くださっているようです。
外壁・屋根のメンテナンスを見送りにしていた方、樋交換と同時に家全体をリフレッシュ出来るいいチャンス!
これは、水平をレーザーで出して、雨水が流れるよう勾配を確認しています。
業者によっては外注なので、発注先の状況によってはインターバルが空いたりしますが、㈱さくら塗装は樋交換も自社施工。外壁塗装が終わってすぐのタイミングで行います。
来月には梅雨がはじまります。
樋交換を望んでいるお客様の工事をより多く助けられたら…と思います。
おまけ。
虫が多く出てきましたね。
網戸の貼り換えなんかもやったりします。
では、引き続き完成まで心を込めて作業に励みたいと思います。
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窯業系サイディングってお洒落で見栄えが良いですが、よく見るとひび割れてる?
そう。ひび割れが発生しやすい材料なんです。
今回はその原因と補修方法・予防方法をご紹介します。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
現在、新築時には7割を占める外壁がサイディング系。
中でも、窯業系サイディングはデザインが豊富で見栄えもよいので人気の商品です。
新築時にはメンテナンスが簡単と言われる事が多いのですが、窯業系サイディングはコーキング目地の劣化から始まり、チョーキングなどの劣化は必ず起こるものです。
そして、ひび割れも起こる可能性があります。
現在、施工中の建物でも、ひび割れが起こっていましたので、補修方法と共に、予防方法をご紹介します。
では、なぜひび割れるのか…の前に、窯業系サイディング材について。
窯業系サイディング材は、セメントと木質系成分を混合して製造される人工の外壁材で、窯業系サイディングそのものは水に強い素材ではありません。
表層部のガラス質のコーティングで耐久性・耐水性が新築時にはありますが、経年劣化・劣化箇所から徐々に水分を吸収する素材になります。
水分が吸収しやすくなると、サイディングボードは
雨水を吸収➡膨張
太陽熱での乾燥➡収縮
を繰り返します。
サイディングボードは3mで約7㎜程前後の膨張・収縮があるそうです。
コーキングの目地幅は10㎜が理想と言われています。
1m間隔でコーキング目地がある場合は、コーキングで受け止めれる可能性がありますが、大きくなれば少ない目地で受け止めなければいけない為、負荷が強くなります。
今回の建物はこちら
分かりづらいかもしれませんが、横張サイディングと言われる幅3mのボードです。
なので、目地の間隔は3m。約7㎜の膨張・収縮を10㎜の幅のコーキングが受け止めているのです。
もちろん、コーキングが新しくて柔軟性があれば受け止められていたのですが、経年劣化で硬くなったコーキングには負荷が大きすぎる為、コーキングは破断しやすくなります。
では本題の、膨張・収縮がなぜひび割れにつながるか…ですが、
ひび割れやすい場所についてお話しします。
ひび割れやすい場所は主に2か所あります。
① 釘の場所
最もひび割れが発生する箇所は釘廻りです。
サイディングは釘や金具で固定されています。金具は表面から確認できないのですが、
釘が出ているタイプは顕著に釘の廻りにひび割れが見受けられます。
膨張と収縮を繰り返す際に、固定されて動かない場所に歪みが生じてひび割れが発生します。
② 窓サッシやバルコニー枠などの淵廻り
続いて、窓サッシ廻りやバルコニー枠などの淵廻りです。
サッシを取り付ける際に、サイディングボードをカットして加工しています。
複雑な形の中には、負荷に弱くなっている箇所が発生しています。
窓サッシは意外と重いものです。膨張と収縮などを繰り返したり、地震や建物の揺れなどの要因が重なれば、負荷に弱い箇所からひび割れが発生する…という事になります。
では、補修を行います。
① コーキングの打ち替え
硬くなったコーキングを柔軟なコーキングにする事。また、コーキングの割れからも水分は侵入しますから、サイディングボードを傷めるきっかけになります。
増す打ちではなく、打ち替えが絶対です。
㈱さくら塗装は窓廻りも打ち替えを行います。業者によっては窓廻りは増す打ちをオススメする会社もありますが、増す打ちだとコーキングの機能を引き出すことが出来ないと感じています。
② ひび割れをパテ処理
クラックをパテやコーキングで成形します。今回はパテで成形しました。
あとは、通常通り塗装を行い完了です。
前述のとおり、窯業系サイディングがひび割れる原因は水分の浸透ですので、防水性を保つことが最適な予防方法となります。
ちなみに、水の浸透が原因で起こる窯業系サイディングの不具合はひび割れ以外にもあります。
・反り
サイディングボードに浸透した雨水が太陽光で乾燥する際、表面から乾燥、深層部が濡れたままの状態になる為、ボード自体が反ってくる現象
・凍害
サイディングボードに浸透した雨水が冬の寒い日に凍り、外壁の中で体積が大きくなった氷でボードが脆くなる現象
全ての原因が防水性の低下なので、予防方法も一緒です。
その方法が、外壁塗装。
窯業系サイディングは新築時の既存塗膜は約10年。
その後、塗替えの塗料は15年~25年の耐用年数の塗料を取り揃えています、大きな補修が必要になる前に、外壁塗装によるメンテナンスをお勧めします。
また、窯業系サイディングは新築時の既存塗膜は約10年。それまでにひび割れが起こった場合は、「品確法」により新築建設会社は無料で補修を実施する事が多いですので、築年数と照らし合わせて判断しましょう。
では、引き続き完成まで心を込めて作業に励みたいと思います。
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バルコニー防水をして風船のように防水層が膨れているのを見たことがありませんか?
コンクリートのバルコニーでは、通常のウレタン防水だと不十分な場合も…!?
今回はそのフクレの原因と、対策をお話しします。
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通常、ベランダ防水をウレタン防水で施工する際、密着工法での施工となります。
密着工法とは、既存のウレタン防水に直接ウレタンを塗布して防水層を作っていく工法です。
たまに防水層が風船のようにぷっくり膨れているのを目にする事があります。
これは下地の水分が残ってい可能性があるにもかかわらず、密着工法を行ってしまったためです。
下地の状況があまりよくないとき、特に下地が水分を含んでいる恐れがある時に、密着工法で施工した為、コンクリート内の水分が蒸発する際に、逃げ場を失って、水蒸気が防水層を膨らませてしまった状態です。
なので、下地の状況があまりよくないとき、特に下地が水分を含んでいる恐れがある時は新しい防水層は通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)を採用します。
現在、施工中のお客様の建物は、既存下地がコンクリートでできており、通気緩衝工法をでの施工をしております。
施工前の状態がこちら
コンクリートにひび割れもあり、脆くなっているのが伺えます。
また、立上り部に錆が発生しています。立上り部の下地に鉄部材が使われているのは、非常に珍しいのですが、錆が発生しているという事は、防水効果は機能しておらず、蒸発しない水分が原因という事になります。
ちなみに、通気緩衝工法は絶縁工法と言ったりすることもあります。
『絶縁』という意味からもわかる通り、下地と防水層の間に通気層を作り、新設した脱気筒を通して、下地の中の水分を外部に上手に逃がす工法です。
では、早速施工に入りたいと思います。
【作業開始】
まず、表面をケレンで掃除していきます。
どの作業でもいえることですが、下地処理の手のかけ方が、仕上がりの良さに比例します。
続いて、立上り部に錆止めを行った後、カチオン処理をして、コンクリートを頑丈なものに復旧していきます。
カチオン処理は、必ず必要な作業というわけではありませんが、お客様の大切な建物がより長く安心して暮らせるために、当社では基本的にウレタン防水の下地処理では行っている作業です。
プライマー塗布後、通気緩衝シートを貼っていきます。
緑色のカッターマットのような見た目ですが、これが通気緩衝シートです。この通気緩衝シートの裏地には特殊な加工がされており、湿気が逃げる構造になっています。
また、通気緩衝シートそのものにも防水機能がある為、万が一ウレタン防水に損傷が起きても、雨漏りに直結する可能性が低くなります。
よれや浮きを防ぐため、通気緩衝シートをローラーで綺麗に抑えながら整え、つなぎ目や立上り部にはジョイントテープを貼り、隙間のないようにします。
いよいよ脱気筒を設置します。
通気緩衝シートの下に閉じ込められている空気を逃がすための穴を開けて、脱気筒を設置します。
設置場所は、水蒸気は高い方へ登っていく性質があるので、特に勾配の高い箇所に設置するのが理想的です。
今回は、勾配が高い場所で、バルコニーを利用する際にも邪魔になりにくい場所である、雨戸の引き込み部側に設置しました。
ちなみに、1つの脱気筒でカバーできる範囲は25~50㎡程度です。
設置数が少ないと脱気効果が機能せず、フクレが発生する可能性があります。
その点を踏まえ、設置数・設置場所は事前に提案・相談させていただきます。
その後、ウレタン防水を2度塗りし、トップコートで仕上げます。
乾燥を待って完成です。
作業工程が、密着工法より多い為、施工期間を多くいただきます。
今回は天候もよく5㎡未満の施工でしたので、3日で仕上げることが出来ました。
では、引き続き完成まで心を込めて作業に励みたいと思います。
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2024年版リフォーム助成金の募集が始まりました。
どの工務店に依頼しても適用されるわけではありません。
今回はどんな工事が対象になるか、条件はどういったものか、気になる助成金額と、応募方法までご紹介します。
2024年版の「明石市住宅リフォーム助成事業」が発表されました!
外壁塗装・屋根塗装工事でも使うことが出来ます!
そろそろ塗装の時期だとお考えの方、お得にリフォームをしてみませんか?
応募開始はもう始まっていて、5月15日で締め切り…と応募期間が短く、悩んでる暇はありません!
当選してから工事ですので、まずは応募してみるのもアリだと思います!
◆ 助成金額は施工費用の10%(上限10万円)
上限が10万円という事は100万以上の工事で満額受けられます。
外壁塗装・屋根塗装のセット工事ですと100万を超える工事になることも珍しくないので、満額受けられると考えて良いでしょう。
逆に、最低工事費20万円程の工事ですと、2万円程度の助成となります。
この制度は、利用できるのは1人1回、同住宅1回のみ。
ですので、満額使える大きな工事で使った方がお得です。
対象工事
募集内容には環境配慮・バリアフリー化・防災防犯などとあります。
具体的には、遮熱塗料での外壁・屋根塗装やエコ給湯器・二重ガラス・内窓などです。
お住まいが暑さで気になる方は、グレード高めの遮熱塗料をリーズナブルに施工できる良いチャンスかと思います。
対象・条件
◆ 明石市在住
住居も住民票も明石市である必要があります。また、自ら住んでいることが前提で、事業所などのリフォームには使えません。
※登記簿謄本もしくは、固定資産税の納税通知書と住民票の写しなどの提出が必要になります。
◆ 市税や市の融資に滞納がない
◆ 過去15年に助成を受けていない人・住宅
助成は何度でもつかえません。使うなら、しっかり使いましょう◎
◆ 工事費用が20万円(税込み)以上の工事
20万だと内窓4~5か所くらいの工事でしょうか?一軒まるまる内窓を設置したとしても、満額を受けることは難しそうです。
◆ 明石市内の施工業者が行う工事
どこの工務店に頼んでも良いというわけではありません。明石市の助成金を受ける為には、明石に事業所がある施工業者である必要があります。
また、補助金を受ける上で、必要な書類や写真等を用意できる工務店である必要があります。
㈱さくら塗装は明石市に事業所がありますし、提出物のご用意から提出に関してのご相談まで、しっかりご対応いたします。
◆ 2025年1月31日までに市への完工報告
工事は早くて申請が通る6月中旬以降である必要があり、支払いと市への完工報告を2025年1月末までに行う必要があります。
㈱さくら塗装は、工事をお待たせいたしません。お客様のご都合に合わせ、遅くても年内に完了できるようにスケジュールしたいと考えております。
応募方法
◆ 応募期間:2024年4月15日~5月15日
◆ 募集数:50名(抽選日5/22)
狭き門ですが、応募期間が短い為、当選する可能性は決して低くありません。
◆ 応募方法
申し込みフォームもしくは、ハガキで応募
※(⑤工事内容)には外壁・屋根の遮熱塗装とご記入ください。
◆ 当選発表
5月23日以降に抽選結果を明石市のホームページ上で公開。その後、通知結果・書類等を郵送。
当選発表後、申請を行い審査が通ってからの工事となります。申請は当社で承りますので、ご遠慮なくご相談ください。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
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2024年4月16日の夜に突然襲ってきた雹。
翌朝見たら、凄い被害に声を失った方も多いのではないでしょうか?
今回は、加古川周辺の状況と住居の確認のポイントをお伝えしたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
2024年4月16日の夜8時半ごろ、突然襲ってきた雹。
ゴロゴロ…という雷音が聞こえてきたと思ったら、ゴツンゴツンと外から凄い音が…。
何事かと思って外に出てみると、ゴルフボール玉くらいの雹が降ってきました。
見たこともない氷の塊の雨に、一瞬、見とれておりましたが……車と家が心配…。
既に暗い時間で確認することが出来ません。
案の定、翌朝確認すると車はルーフとボンネットとボコボコに。
これは、自動車保険で修理したいと思います。
家に関しては、これといった不具合もなく一安心。
ですが、周りの家を見渡すと同じような車。そして、カーポートやヤードが壊れている状況を目にします。
そして、数件の問い合わせ。
お客様のご自宅に伺うと…
樋に穴が空いている…。雹の衝撃の強さを感じます。
屋根の状態が気になったので、ドローンを飛ばして確認…。
瓦が破損していました。
ベランダのヤードのアクリルも割れております。
こちらのお家は樋が外れていました。
現状調査をしていますと、お隣からも声がかかります。
皆さん口をそろえて仰ることは、どこにお願いしたら良いかわからない…とのこと。
屋根の上の状況を把握したいけど、どうすれば良いかわからなかった…と。
そんな場合は、ドローンの現状確認が一番です。
効率よく色々な角度から確認できるからです。
地元の皆さんが困っている中、手助けの一歩になるドローンの資格を持っていて本当に良かったと思った瞬間でした。
一日中、加古川周辺で皆さんの家を確認しましたが、1日では足りないようです。
特に屋根の不具合がある場合は雨漏りの原因になる可能性が高いので、気になる方はすぐに㈱さくら塗装にご連絡ください。
㈱さくら塗装は、明石市に店舗を置いていますが、私の自宅は加古川市です。
愛着のある地元ですから、お住まいに不安があれば駆けつけます!
もちろん、調査は無料です。
ちなみに、先月完工したK様邸も加古川だったため、訪ねたのですが、樋の破損、そして…
外壁が金属製サイディングだったため、凹んでいました…。後日、樋の補修、剥がれたところは、タッチアップしたいと思います。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
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