
「外壁塗装をしようと決めたけど、業者とのやり取りってどう進むの…?」
前回の記事で、「現場調査・点検」について、その日の流れや事前に知っておくと役立つ情報をお話ししました。
いよいよ報告書や見積もり書が手元に届く段階になり、「早く工事を始めたい」という気持ちになるかもしれません。ですが、外壁塗装はご自宅を守るための重要な投資です。後悔しないためにも、契約書にサインする前に、しっかりと内容を確認することが非常に重要です。
今回は、報告書・提案書が提出されてから契約に至るまでの流れと、特に注意して確認すべきポイントについて、外壁塗装の専門家が詳しく解説します。
目次

現場調査の結果をもとに、業者は建物の状態を診断した「診断報告書」と、最適な工事プランをまとめた「提案書」を作成します。
現場で撮影した写真や専門的なデータを用いて、家の外壁や屋根の劣化状況、問題点を分かりやすく説明した資料です。
診断結果に基づき、お客様に最適な塗料の種類、施工方法、工事期間、費用などを具体的にまとめたものです。
これらの資料は、初めて外壁塗装を行う方には難しく感じるかもしれません。
資料だけで伝わらない部分は、口頭にて説明をさせていただきます。
分からない点は遠慮なく、担当者に質問しましょう。特に、「なぜこの塗料がおすすめなのか?」「見積もりの項目はどういう意味か?」といった、具体的な質問をすることで、信頼できる業者かどうかも見極められます。可能であれば、ご家族全員で話を聞くことで、後々の認識のずれを防ぐことができます。

複数の業者から相見積もりを取っている場合、価格だけで判断するのは危険です。以下のポイントを比較して、総合的に判断しましょう。
見積もり金額が相場からかけ離れていないかを確認します。安すぎる見積もりは、後から追加料金が発生したり、手抜き工事につながったりする可能性があります。使用する塗料のグレードや施工方法によって価格は変わるので、内訳をしっかり確認しましょう。特に、付帯部(雨樋、軒天など)の工事費用が明確に記載されているかが重要です。
見積もり書に「外壁塗装一式」とまとめて書かれているのではなく、「下塗り」「中塗り」「上塗り」といった工程が具体的に明記されているかを確認します。工程が詳細に記載されていれば、手抜き工事を防ぎ、品質の高い施工が期待できます。
契約後に「追加費用がかかります」と言われるトラブルを避けるために、契約書に「別途〇〇円」といった曖昧な記載がないか確認しましょう。また、工事中に予期せぬ劣化が見つかった場合の対応についても、事前に話し合っておくと安心です。
外壁塗装は、施工後もメンテナンスが必要です。工事完了後の安心のために、工事保証期間やアフターフォローの内容が契約書に明確に書かれているかを必ずチェックしてください。保証内容が手厚い業者は、自社の施工品質に自信を持っている証拠です。

内容に納得がいけば、いよいよ契約です。
工事内容や費用は、必ず書面で交わしましょう。
最終的な「工事請負契約書」にサインする前に、すべての項目に目を通し、不明な点がないか再度確認します。
訪問販売などで契約した場合、一定期間であれば無条件で契約を解除できる「クーリングオフ」の書面が渡されることもあります。
外壁塗装の支払いは、着工前と工事完了後の2回払いが一般的です。
・ 着工金: 工事開始前に支払う費用(全体の50%が目安)
・ 完了金: 工事が完了し、最終チェックを終えてから支払う費用(残りの50%)
現金や振り込みなど、お客様の都合に合わせた支払い方法を相談できる場合がほとんどです。助成金などを使用する場合はなどの対応もありますので、事前に確認をして、支払いが滞ることなくお支払いしましょう。
外壁塗装は、単に「安い」という理由だけで決めるべきではありません。金額に見合った品質とサービス、そして何よりも信頼できる担当者と出会うことが、後悔しないための最大のポイントです。
株式会社さくら塗装は、お客様が心から納得できる外壁塗装を実現するため、どんな些細なご相談にも親身に対応いたします。お家の状態が気になる方、見積もり内容に不安がある方は、お気軽にお問い合わせください。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
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