現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
少しさかのぼりますが、1月31日に明石市西新町のK様邸の工事がスタートしました。
今回は初日に行いました高圧洗浄の様子と、昨日行いましたクラック処理の様子を記事にしたいと思います。
高圧洗浄とはチョーキングや苔・カビなどを高圧洗浄機を用いて除去する作業です。
最近ではケルヒャー社から一般家庭用に発売されていますが、塗装業者が使うのはもう少し水圧が高いものになります。
指に水が当たると怪我するレベルで痛いです…!
【高圧洗浄スタート】
まず、窓などの開口がしっかり閉じてること、壊れるものがないかを確認したら、高圧洗浄スタートです。
高圧洗浄は上から下へが基本です。
水の飛散が結構ありますが、近隣の方へなるべく被害が出ないように斜めに水かけています。
窓は少し水圧を落として…。
2階・3階の窓の掃除は普段できないので、嬉しいポイントではないでしょうか?
今回、1階はタイルです。
タイルの目地は汚れがたまっていますが、高圧洗浄機はパワーが強いので、傷めない水圧に調整して汚れを落としています。
日付は変わって2月6日、外壁の下地処理、クラック補修をスタートしました。
【クラック補修前】
細かいクラック(ひび割れ)がたくさん走っています。
【クラック補修スタート】
カチオンフィラーでクラックを埋めていきます。
カチオンフィラーの「カチオン」とは陽(+)イオンの事で、陽(+)イオンを帯びた材料という事です。
下地となるコンクリートやモルタルは陰(-)イオンの状態であることが一般的だそうです。
陽(+)イオンと陰(-)イオンは磁石のN極とS極のように、互いに引き合うその性質を利用して、コンクリート下地の外壁に対して、高い密着力を発揮します。
続いて、カチオンフィラーの「フィラー」とは、英語でfiller(埋める物)からくる用語です。
塗装業界では、下地の割れや欠損などの凹凸を埋めて下地を調整する材料という事になります。
文字で書くと難しいですが、カチオンフィラーとは、セメント系の材料で粉と硬化剤や水を練り混ぜたペースト状のもので、高い接着性があり、クラックの他色々な場面での補修をしてくれる材料になります。
K様邸もクラックが酷くならないように、しっかりと補修しています✦
引き続き心を込めて作業しますので、今後の現場日記もご覧ください。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる外壁塗装・屋根塗装など工事をお届けしております。
<対応エリア>
兵庫県内
明石市・神戸市・加古川市・三木市・小野市・高砂市・芦屋市・加東市・加西市・姫路市など
※対応エリア外もご要望があれば相談ください。
お住まいでの困りごと・気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お見積り・点検依頼・お問い合わせはこちら |
下記からお気軽にご相談ください。もちろん、お見積り・点検は無料です。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っています。
昨日の現場日記で、シール工事についてお話ししました。
復習:シール工事とはサイディング同士の目地や隙間を埋める材料、シーリング材の交換です。
※シーリング材はコーキング材と言ったりもしますが明確な違いはなく、どちらも同じものとして扱われるので、今回はシーリング材としてお話させていただきます。
本日は、㈱さくら塗装のシール工事のこだわりについてお話します。
シール工事はサイディングのつなぎ目(目地)を交換する他に、窓の廻りのシーリング材も交換します。
しかし、業者によっては窓の廻りは「交換しない」「増す打ちで施工」を推奨していたりします。
ネットの情報でも「窓の廻りは水の侵入が怖いからあまりしない方が良い」と謳っているサイトを見かけます。
増す打ちを薦める業者の、その真相は…
・施工が簡単 = 楽ができる
・費用が安くできる = 契約を取りやすい
…ではないでしょうか?
水の侵入が一番多く雨漏りの原因になりやすいのも窓廻り。
古く硬くなったシーリング材の上から、シーリング材を足しても、接着面が少なく耐久性に欠けます。
必ず、数年後に剥がれやひび割れが発生するでしょう。
㈱さくら塗装は構造上不可能でない限り「打ち替え」をご提案させていただきます。
ちなみに、「防水シートやサッシをを傷つけてしまうから」という情報は間違いですのでご注意ください。
近々、その記事もアップしたいと思いますので、チェックしてもらえると嬉しいです。
【工事スタート】
では早速、工事スタートです。
作業自体は目地のシール工事と同じ手順です。
まず、カッターで切り込みを入れて既存のシーリング材をすべて撤去します。
材料も同じ「オートンイクシード」なので、耐用年数30年以上のものです。
シーリング材がサイディングを汚さないようにマスキングテープで養生したら、密着性を高める専用の下塗り材(シーラー)を刷毛で塗ります。
いざ充填!
圧を加えながらコーキングガンで隙間を埋めていきます。
ヘラで空気を抜くように押し当てながら、表面をきれいに均していきます。
あとは、養生テープを外して乾燥を待ちます。
なお、このオートンイクシードの乾燥時間(養生期間と言ったりします)は約1週間。
この乾燥時間を無駄にせずに、附帯の塗装や窓や開口部などの養生作業(ここでは汚さないようにマスキングする作業の事)を行ったりします。
以上、㈱さくら塗装のこだわりは「 窓廻りのシーリングは打ち替え!」でした。
㈱さくら塗装は兵庫県明石市に拠点を置き、お客様に安心してもらえる工事をお届けしております。
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※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っています。
2024年2月2日スタートしましたK様邸ですが、まずはシール工事です。
シール工事とはサイディング同士の目地や隙間を埋める材料、シーリング材の交換です。
※シーリング材はコーキング材と言ったりもしますが明確な違いはなく、どちらも同じものとして扱われるので、今回はシーリング材としてお話させていただきます。
【工事前】
今回のお客様の外壁無料点検の際のシーリングの状態はこちら
サイディングから剝がれていますね。
シーリング材が固くなって追従性が無くなっているので離れてしまったんですね…。
【工事スタート】
早速、工事スタートです。
まず、カッターで切り込みを入れて既存のシーリング材をすべて撤去します。
今回使うシーリング材は「オートンイクシード」という材料
従来のシーリング材は紫外線に弱く、5年程度から柔軟性が低下しはじめ、耐用年数は10年程度でした。
今回使用する「オートンイクシード」は耐用年数30年以上と言われています。
外壁塗料が進化して20年越えが出ているので、それに対応したものですね。
ちなみに、今回使用する外壁塗料はシーカジャパン社のスーパーセランフレックスG4という材料で、耐用年数は24~26年程です。
シーリング材がサイディングを汚さないようにマスキングテープで養生したら、密着性を高める専用の下塗り材(シーラー)を刷毛で塗ります。
いざ充填!
圧を加えながらコーキングガンで隙間を埋めていきます。
ヘラで空気を抜くように押し当てながら、表面をきれいに均していきます。
あとは、養生テープを外して乾燥を待ちます。
なお、このオートンイクシードの乾燥時間(養生期間と言ったりします)は約1週間。
この乾燥時間を無駄にせずに、附帯の塗装や窓や開口部などの養生作業(ここでは汚さないようにマスキングする作業の事)を行ったりします。
…が、この記事を書いている2月5日はあいにくの雨…。
作業は中止しております。
なので、明日はシーリング工事のさくら塗装のこだわりをお話ししたいと思います。
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