石調のセラミック塗料とは、陶器の破片、天然の石などを混ぜ込んだものを吹き付けした壁で高級感があり(実際施工費も高かったと思います)、一時期流行った塗料になります。
今回は、そんな旧塗膜がセラミック塗料の場合の再塗装の注意点などを現場日記を書きたいと思います。
現場日記と共に、工事中のアレコレをご紹介したいと思います。
工事中のお客様に喜んでもらえる工事を行うことは勿論ですが、工事をお考えの方へ参考になる記事にしていければと思っています。
※この日記は工事の翌営業日に投稿を行っていますが、作業や内容により、前後することがあります。
だいぶん、現場日記をサボっておりました‥‥。
6月8日に高圧洗浄スタートした現場のお話になります。
まずは写真を見てもらいましょう。
前回、石調のセラミック塗料で塗装した建物です。
セラミックとは無機素材の別名で、セラミック塗料を無機塗料という人もいます。
必ずしも間違いではないのですが、正しくはセラミックを混ぜ込んだ塗料と説明した方が良いです。
それは、シリコン樹脂にセラミック樹脂を混ぜた材料は無機塗料ですが、無機塗料と言えないセラミック塗料があるからです。
無機塗料と言えないセラミック塗料が「石調のセラミック塗料」
石調のセラミック塗料とは、セラミック素材(陶器の破片、天然の石など)を混ぜ込んだものを吹き付けした壁で高級感があり(実際施工費も高かったと思います)、一時期流行った塗料になります。
柄はセラミック素材ですが、ベースの樹脂の部分はシリコンのですので、カテゴリーはシリコン樹脂塗料という事になります。
そして、石を混ぜ込んだ材料の為、欠点が2点あります。
① 塗料が重く、サイディングに負担がかかってしまうという
② 樹脂の部分が雨水や紫外線で風化・劣化してくると、水を吸いやすい素材に変化して、劣化が激しいと、表面の石がボロボロと剥がれてしまう症状が発生してしまう。
今回はその対策として、下記の2点を考慮して施工しています。
① 重い材料は使わない。
② 下塗りを2回行い、旧塗膜を丈夫にする。
1回目の下塗りはしっかり吸い込ませて乾燥させることで、目止めを行います。
目止めとはこれ以上吸わない状態にすることです。
また、シーラーが浸透する事で、旧塗膜もしっかり固まります。
2回目は1回目のシーラーで留まっているので、表面に残り、密着性を高めることが出来ます。
上塗りは通常通り2回行いますが、表面の凸凹が大きく、シーラーが透明なので、ローラーを通常よりゆっくり動かしながら塗りこむことで、下地の“透け”を防ぎました。
2回目も同様におこないます。
前回の石調の柄は塗りつぶして消えますが、スッキリ明るくなりました。
今回した材料は以下になります。
下塗り…水性ミラクシーラーエコ
上塗…エスケープレミアムシリコン
<施工前>
<施工後>
石調も高級感がありますが、スッキリしたワンカラーも建物に似合っていますね。
では、引き続き心を込めて作業に励みたいと思います。
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